Department of Immunology,
Graduate School of Biomedical and Health Sciences

2021.07.15

次世代中和抗体開発にむけたクラウドファンディングを開始しました:9月10日(金)23時まで

クラウドファンディングにて皆様からのご寄付を募集しております。

新型コロナウイルスのワクチン接種が進むことで、感染者数の減少が期待されます。その一方で、基礎疾患やアレルギーのある方、お子さんなどワクチンを打てない方もたくさんおられます。また、ワクチンで獲得した免疫を逃れる変異株が出現する可能性も懸念されており、ワクチン接種と変異株に対する治療薬開発は両輪で進めることが重要です。
 
ウイルスに結合して無力化する抗体は『中和抗体』と呼ばれ、新型コロナウイルス感染症の特効薬として期待されています。私たちの研究室では、「新型コロナウイルス変異株を無力化する中和抗体を10日間で作り出す技術」を開発しました。この新しい技術を用いることで、将来出現する変異ウイルスを中和する抗体をあらかじめ作成できることを国内で初めて実証しました。
 
中和抗体薬の実用化には時間がかかることから、今後出現する変異ウイルスに対する中和抗体は今から取得しておく必要があります。今回私たちは、①新型コロナウイルス変異株に対する中和抗体を新たに取得し、先々の変異株にも対応する中和抗体カクテルを作り上げること、②中和抗体を迅速に医薬品化するための画期的な技術開発を進めることを目的とした研究開発プロジェクトをクラウドファンディングにより実施します。
 
これから先いつまで続くかわからない新型コロナウイルスの変異との戦いにおいて、日本独自の抗体治療戦略を確立するためにも、多くの皆様にプロジェクトへのご協力とご理解を賜りたいと考えております。このクラウドファンディングを通じて、病気の治療につながる基礎研究を、皆様と一緒に進めさせて頂く体験を共有できれば嬉しく思います。

どうか、温かいご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 
広島大学大学院 医系科学研究科 
免疫学・教授
保田 朋波流(やすだ ともはる)


クラウドファンディングに挑戦中!
▼詳細・ご支援はこちらから
「新型コロナウイルス | 広島大学発の技術で、中和抗体実用化を目指す研究」
https://readyfor.jp/projects/chuwakoutai
第3目標金額: 1,000万円
支援募集期間: 7月15日(木)12時~9月10日(金)23時