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2026.05.26
吉里倫さんらの論文が Scientific Reports に掲載されました
2026年5月26日
CD80を標的とした抗体がリンパ腫細胞を攻撃!〜新しい抗体治療の可能性〜
吉里倫さんを筆頭著者とする研究成果が、国際学術誌 Scientific Reports に掲載されました。
研究では、EBウイルス(EBV)関連B細胞疾患に対する新たな治療標的として「CD80(B7-1)」を同定し、その抗体治療の可能性を示しました。
EBVはリンパ腫や慢性活動性EBウイルス病(CAEBV)などの重篤な疾患に関与しますが、有効な治療法は限られています。本研究では、EBV陽性リンパ腫細胞でCD80が高発現していることを見出し、作製した抗CD80抗体がNK細胞を介して腫瘍細胞を効率よく排除できることを明らかにしました。さらに、抗腫瘍免疫に重要なT細胞応答を大きく損なわない可能性も示されました。今回の成果は、EBV陽性リンパ腫やCAEBV、EBV-HLHなどの難治性疾患に対する新しい抗体治療の開発につながることが期待されます。
論文情報
Rin Yoshizato, Mariko Miura, Yumi Tamura, Yohei Kawano, Yuya Hokama, Nanami Soda, Yusei Ota, Kotomi Yamashita, Taisei Fukushima, Masataka Ishimura, Shouichi Ohga, and Tomoharu Yasuda
CD80 (B7-1) as a potential therapeutic target in Epstein-Barr virus-associated B cell diseases
Scientific Reports 16(1):24036, 2026.
DOI: 10.1038/s41598-026-55043-5
関連リンク
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